私たちが「彼ら」に関わる仕事をしたいと思ったのは、
ごくごく自然なことでした。
小さな頃から「彼ら」は身近にいてくれた。
「おかえり」は誰よりも早く、
そして一緒に近所の公園を走りまわった。
食卓ではいつもご飯をねだられた。
同じ布団で眠り、冬は湯たんぽがわりになってくれた。
愛犬家、愛猫家、そんなもっともらしい言葉ではなく、
気がついたら、その温もりはいつもそばにあって、自然に愛おしいと思っていた。
大人になった今、
もう一度「彼ら」の事を想ってみる。
何したい?
何食べたい?
どこ行きたい?
今、幸せ?
私たちは「彼ら」の事を想い、表現していきたいと考えています。
人間の何倍ものスピードで駆け抜ける「彼ら」の毎日に寄り添う為に。
最後に、
一緒に暮らしてくれてありがとう。
これからもよろしく。